まえむきな記録

後に振り返りポジティブよりの気分になれる記事を置いておきたい

ミュージカルヘタリア

6/10ミュージカルヘタリアFINAL LIVE A World in the Universeリバイバルビューイングみてきました!やっぱり良い!とても熱量のある最高のエンタメなのであらゆる人に円盤を買って見て欲しい作品です!!

sumabo.jp

 

 

2015年12月29日ヘタリアのミュージカル化、副題Singin'in the Worldって歌が世界を救うんだろうな~♪と生半可な気持ちで見に行ったのがヘタミュとの出会いだったんだけど、なんと歌は世界を救わない!作品主軸に居るドイツが敗戦へ突き進んでいくのだ!自分の想像していた世界平和は訪れなかったことに度肝を抜かれたのがはまるきっかけだった。観劇したのが前楽の1回きりだったことが心から悔やまれる。

 

2作目のGreat of the Worldはそれなりにチケットを取って見に行った。これまた正気を保てない楽曲とパワーワードが猛スピードでさく裂してて大混乱してしまうのに最後は超感動に持ち込むの本当にすごいなと思う。アメリカ独立戦争を中心に駆け抜けてドンと感動という感じで楽しい!時間軸としては世界大戦前の話で楽しげなシーンもあくまで休息なんだなと見てしまう部分もあるけど“百年旅”という曲がとても良い。

作中終盤キャストが客席へ“ぽわわ~ん”というセリフと手振りを促すことに最初は懐疑的だったけど、途中から当然のごとく参加してしまう洗脳的おもしろさがあった。

 

3作目のin the New Worldは舞台が戦後でとても物悲しいので日替わり小ネタでなんとか緩和。加えて卒業発表のお陰でとにかく寂しい。終りに向かっているんだ~と思いながら観劇しにいった思い出がいまでも強い。未来へ思いを馳せる終りは輝いていた。

作中終盤キャストが客席へ“すってんころりんコロンブス”というセリフと手振りを促すことに今回はこれか!?という印象で参加してしまい、自分はもう飼いならされてる感があった。

 

そして集大成がLIVEではあるけど、作中で聴く曲とLIVEで聴く曲はまったく別に感じてとても新鮮。そりゃそうかLIVEだもんね。中国の言う「世界は歌で繋がってるある」がヘタミュのアンサーに感じました!あの会場歌で繋がってた、気持ちが団結しすぎてちょっと宗教っぽいのもおもしろかった。とにもかくにも全て含めてここまでのもの見せてもらえた事に本当に感謝!

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ヘタミュの好きなところは、脚本があてがき気味でこのキャラこんなこと言わないでしょ!?みたいなところもヘタミュではこうだよねって納得できるところ尚且つその振れ幅に安心を置けるところ。このキャスティングだから見れた作品だとおもう。そんなだから特に気にかけていなかったキャラも役者も好きになり箱押しの完成。

 

そして何より前向きに頑張らないとなという気持ちにしてくれること。がんばろう

今後いろいろな経験や出来事を得て考え方が変わる事もあるかもしれないけれど、その時実際に見て感じたことを覚えておきたいと思う。以上!