まえむきな記録

後に振り返りポジティブよりの気分になれる記事を置いておきたい

卵巣腫瘍摘出の備忘録

2016年9月に卵巣腫瘍の為、右の卵巣卵管の摘出手術をして約2年になるので備忘録です。

腫瘍のおおよそのプロフィールは20㎝/2kg/卵巣境界性悪性腫瘍、13cmの縦切り開腹手術!(再発してません、術後良好です)

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まず腫瘍発見の前に半年ほど便秘によるお腹の張りについて悩み内科へ通院していたんだけど結果として、お腹の張りは便秘ではなく腫瘍による体内の圧迫だったみたい。半年も処方されているのに腹部の張りが解消されない下剤に疑念を抱き病院を変えたら即CTスキャンとなり腫瘍発覚という運びでした。

下腹部の張りによる便秘以外の症状は、頻尿・胃もたれ・仰向けになると下腹部が重い・うつ伏せになると下腹部が邪魔・腹筋しているのに下腹部が締まらない程度・・・。

 

発覚して1か月で手術(休職をして10日間入院、20日間自宅療養の後に職場復帰)

辛かったのは手術で腹が痛い中歩かなくてはいけないリハビリとか、単純にトイレ・咳・鼻をかむことが手術跡に響いて辛いこと。あと診断が分からないこと(結果的に摘出部に怪しい部分があったので移転はしていないけど経過観測)

手術明けは、両手に点滴・足に流血促進のマッサージャー・背中に麻酔管・酸素マスク・尿カテという全身管だらけで生かされている事を実感。

術後翌日には歩行リハビリしましょうって流れだけど、麻酔が効きすぎているのかベッドから起き上がるだけで貧血になってとてもじゃないけど歩けないし、さらに2日目になんとか立って歩くけど今まで起立歩行していたのが奇跡なんじゃないかという位辛かった。歩けた2日目の時点で尿カテは取れた。歩くのすら大変だーっていうのが3週間以上続いた。

(ちなみに一番しんどかったのは腹の手術跡を見た時。血も滲んでいてグロいし、手術のせいでヘソも変形してしまっている。なんで半年も便秘の誤診を受けたうえでこんなに腹を切らなければいけなかったのかと涙が滲んだ)

 

 

兎に角体がしんどい・・・!

そんな中心の支えになっていたのが2016年11月10日に初日を控えていたミュージカルヘタリア~THE GREAT WORLD~です!

とりあえず回復して公演期間を迎えなければ一生後悔する。病床で見舞いに来てくれた親族に、チケットを確保しているミュージカルがいかに楽しみか虚ろに話していたことが今でも懐かしい。退院し社会復帰もして迎えた初日には公演に圧倒され腰を抜かして席を立てなかったことが今でも印象深く、"生"に感謝した事を覚えています。

 

そのミュージカルヘタリアは今年3月に集大成であるライブを終え、9月7日にはライブのブルーレイボックスが発売されます!!

 ライブは今までの公演を見ていない人でも楽しめる演出となっています。ちょっと原作ヘタリアとの乖離もあるかもしれないけど、そこを含めて"ミュージカルヘタリア"だと思います。少しでも興味ある人はお手に取ってみてはいかがでしょうか!!

なんで今日こんな記事を更新しているのかというと、発売記念選考上映会に落選したからですv(^w^)v

己の生存価値の低下を感じました♪はちゃめちゃに悲しい♪

ヘタミュは本当にエモいです。いえーい!